組織図

原子力災害医療体制について

原子力災害対策戦略本部体制図

(2022年4月)

⻑崎⼤学は、2015年に原⼦⼒規制委員会から「⾼度被ばく医療⽀援センター」及び「原⼦⼒災害医療・総合⽀援センター」に指定されました。
両支援センターとしての使命を果たすべく、2016年には「原子力災害対策戦略本部」を学内に立ち上げ、事業運営に取り組んでおります。
「⾼度被ばく医療⽀援センター」と「原⼦⼒災害医療・総合⽀援センター」の下には、「被ばく診療・医療派遣部門」「線量評価部門」「拠点病院等連携支援部門」の3つの部門を、部門下には「被ばく診療チーム」「線量評価チーム」「リスクコミュニケーションチーム」「連携調整チーム」の4チームを設けています。各部門は以下の役割を担っており、原子力災害対策戦略本部の構成員は各チームに所属しながら、平時は原子力災害拠点病院等への教育研修の実施や、地方公共団体、原子力災害拠点病院、原子力災害医療協力機関等とのネットワーク構築に努めています。また、原子力災害時においては、国および被災県と連携し、被ばく傷病者の受け入れや派遣チームの調整、線量評価等を行います。

被ばく診療・医療派遣部門は、次に掲げる業務を行う。
  1. 原子力災害拠点病院(以下「拠点病院」という。)では対応できない高度専門的な診療を要する被ばく傷病者の受入れに関すること。
  2. 被ばく傷病者の受入れに従事する職員の教育訓練に関すること。
  3. 原子力災害時医療に従事する職員の教育訓練に関すること。
  4. 本学の原子力災害医療派遣チームの編成に関すること。
線量評価部門は、次に掲げる業務を行う。
  1. 線量評価に関すること。
  2. 線量評価における専門家チームの派遣に関すること。
拠点病院等連携支援部門は、次に掲げる業務を行う。
  1. 原子力災害時に被災した原子力災害対策重点区域内の道府県(以下「立地道府県等」という。)が指定する拠点病院への教育研修に関すること。
  2. 他の指定センター、立地道府県等との連携又は支援に関すること。
  3. 原子力災害時医療に係る関係機関等との対外折衝及び調整に関すること。
  4. 原子力災害医療派遣チームの派遣及び調整に関すること。